HD HHIのアンモニア

韓国のHD現代重工業（HHI）は、新しいアンモニアベースの船舶用HVAC冷凍システムについて、船級協会ABSから原則承認（AiP）を取得した。

HHIは、オゾン層破壊係数（ODP）がゼロで、米国暖房冷凍協会による地球温暖化係数がゼロである、より環境に優しい冷媒としてアンモニアを使用したHVACシステムの冷凍を求める船主の要望に応えてこのシステムを開発したと述べた。および空調エンジニア株式会社 (ASHRAE)。

AiP を発行するために、ABS は船舶規則を使用して、設計、材料、防火および人員安全装置、配管、電気、動作試験、およびリスク評価の技術的適合性審査を実施しました。

「これは、持続可能なソリューションを見つけるという海事業界の脱炭素化探求に対する HHI のエキサイティングな展開です。 ABS は常に安全性の先駆者であるため、アンモニアの毒性と可燃性によって引き起こされる船上および陸上の課題に取り組むのに有利な立場にあります。 ABS は、海上でのアンモニアの安全な導入をサポートする上で業界をリードすることに尽力しています」と述べた。パノスコウツラキス, ABS グローバル サステナビリティ担当副社長。

ファン・シク・リー, HD現代重工業の船舶設計室長は「推進装置だけでなく船舶全体の環境配慮性を強化し、海洋カーボンニュートラルの実現に向けて引き続き努力していく」と述べた。

2022年9月、HD HHIと現代美浦造船所（HMD）は、アンモニア燃料液化石油ガス（LPG）運搬船2隻のコンセプト設計の承認を獲得した。

今年初め、HD HHIとHD韓国造船海洋エンジニアリング（KSOE）は、韓国初のアンモニア浮体式貯蔵再ガス化装置（FSRU）についてロイドレジスター（LR）から承認を獲得した。 AiPは、LR、韓国石油公社(KNOC)、HD HHI KSOEの間の共同開発プロジェクトの立ち上げに続くものである。

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